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  衣笠エリア

フライトコースシミュレーション
(北西風の場合)


フライト中、尾根の裏側には絶対に入らないで下さい。
はだいたいの風の方向を表しています。参考にしてみて下さい。


★テイクオフしたら、Aのように8の字でリッジソアリング(斜面にあたって上昇している風を捕まえて飛ぶ事)を継続していきます。

★旋回は必ず山から(図でいうと右側から)離れていく方向です。(山に向かって旋回しないでね。山に突っ込んじゃいますよ^^;)

★ソアリングに慣れていない最初の頃は目安として山肌から10mほど(パラ1機分)離して飛んで下さい。これは、山肌にギリギリ近づいて飛んで、ウインドグラジェント(地上付近や山肌でおこる急激な風の減少。山肌で吸い込まれるように感じたりする)などの影響を回避する為の目安です。また速度を落としすぎないようにも注意しましょう。

★リッジソアリングの大まかなイメージは(上がるなら寄せる下がるなら離れる)です。上昇しているな〜と感じるなら少しづつ山に寄せていきます。下がるな〜と感じる時は山から離します。

★不意なシンクやウインドグラジェントに捕まって林に吸い込まれないようにする為に、機首を少し海側に向けながらジワジワと寄せてソアリングをしていきます。そうする事によって林に吸い込まれそうになってもすぐに離れる事ができます。

★テイクオフ台よりも上がって後ろの山に着けるようならそのまま8の字でリッジソアリングを続けますが、あまり上がらない、次にテイクオフしてくる人の邪魔になるようなら、ランディングへ向かいましょう。

★テイクオフ近辺は次々と他のフライヤーがテイクオフしてくるので、辿りつけそうなら南西側にある『本山』に向かってみましょう。

★谷間の集束された強い風に捕まらないように『吹流しの岩』の前(海側)に辿り着けるようにCのコースを参考に向かいましょう。『TO テイクオフ台』から『吹流しの岩』を結んだ線が目安です。『吹流しの岩』の高さより下側に着くような高度だと『本山』でソアリングは難しいかもしれません。

★本山に辿り着いて上がるようであれば山に寄せていきます(Dのコース)。上がらないようであれば戻るか、ランディングに向かいます。

★山頂より上がるようであれば、なるべく前側(海側)で飛ぶようにしましょう。参考としてはだいたいBやEのコースになります。必ずこのポイントで飛んで下さいという意味ではありません。上がると風が強くなっていたり、急に風が強くなった時に後の乱流地帯にに流されてしまわないように、上がったら前側で(海側)でリッジソアリングを続けて下さい。BやEは参考イメージです。

★尾根の後はローターといって乱流地帯です。後に飛ばされないようにして下さい。特に初級機は周りで一緒に飛んでいる機体よりもスピードが出ません。同じように飛んでいる機体がいるからといって安心しないで下さい。

★常に前に出るかどうかの確認をして飛んで下さい。上記とダブりますが、周りに一緒に飛んでいる機体がいるからといって安心していないで、自分でも常に確認して飛んで下さい。目安は、下に木などの目標物を見つけて前に出ているかどうかのチェックをする事です。風は一定ではありません。常に変化していると思って下さい。アクセルを踏まないと前に出ないような状態なら直ちにランディングに向かって下さい。

★山頂だけでなく、谷間、山の側面も風が集束して強くなっています。不用意に近づかないようにしましょう。上記の図ではわかりにくい為下の図を参考にしてみて下さい。



谷間の吹き抜け、側面の風


は風を表しています。
はフライトコース参考例。
線より後側(山裏)へは入らないようにして下さい。


★衣笠エリアを北西側から見ているところです。上の図と見比べてみて下さい。

★リッジソアリングは風が山の斜面にあたって上がっているので地形をみれば風の流れ方が簡単にわかります。注意しなければならないのは、ソアリングする事だけに夢中になって、このような谷間の吹き抜けや山の側面にうっかり入ってしまわないようにする事です。

★Aは谷間の吹き抜けの風を表しています。基本的に風は地表近くでは地形に沿って流れていきます。斜面に沿って上がる風で私達はリッジソアリングを楽しんでいるわけですが、上昇しきれない風や横に流れていく風達は集まって流れていく(AやB)ので集束して風が強くなっているのです。Bは山の側面の風を表しています。

★風は見えないので理解しにくいと思いますが、風を水と置き換えて考えてみて下さい。川の流れ方をイメージして当てはめてみるとわかりやすいかもしれません。

★リスクを回避する為には、地形に対しての風の流れ方を理解する事が大切です。



フライトコースシミュレーション
(西風の場合)


★西よりの風でのフライトの注意点は、まずテイクオフしてからのコースどりです。図は小さいのでわかりにくいのですが、西よりの風の影響でA地点の上昇成分が少なく、流れている風の影響を受けないように、また効率よくリッジソアリングする為にも、北西風の時よりも手前の上昇しているところでターン(180度ターン)して8の字で飛行するようにします。

★テイクオフして北方面に向かう時は多少サイドフォローになる為、山に対して速度が速くうっかりしていると林に降りてしまいます。不用意に近づき過ぎないように注意して下さい。

★『本山』に移る時は北西の風の時とだいたい同じですが、『吹流しの岩』に向かう時は少し風がアゲンストになるので、北西の風の時よりはやや到達しにくいです。

★かなり西よりの風の時は『本山』のDゾーンで多少、乱流?サーマルの影響がありグラグラするかもしれません。コントロールできないようであれば『テイクオフの山』へ戻るか山から離れて前側(海側)で飛んで下さい。上手な人は南西側の斜面?にわざと入って裏から上がってくるサーマルなどで遊んでいたりします。高度が低くなるとランディングに帰れなくなったり、乱流もある地帯なので初心者の皆さんは入らないようにしましょう。

★西風で弱い風の時は、サーマルの影響がありBのようにリフトを捕らえる事がよくあります。このような時はいつもの山肌のリッジオンリーだけでなく、周期的にBのように海側の方が効率よく上がったりもします。山側で上がりが悪い時は海側のリフトを探りにいくのも面白いかもしれません。

★リスク管理に関しては北西の風の時と同じです。前文を参考にして下さい。

★風の向きや強さが変わるとリフトの場所も変化してくる事も合わせて理解して下さい。



フライトコースシミュレーション
(北風の場合)


★北風の場、風向きの度合にもよりますがハング、パラ共にテイクオフしにくいです。あまり真北からの風だとテイクオフ台に隣接している道からも風が入ってきてしまいます。

★テイクオフした直後のまだ大して上がれていない高度の時は、北風の影響を考えて『TO テイクオフ台』よりも西は入らないようにします。(なぜでしょうか?今まで書いた文にヒントがあるはずです。よ〜く考えてみましょう^^v)

★『本山』に移る時も『吹流しの岩』を目安にしますが、山の側面の集束した風に注意しながら『吹流しの岩』後(南側)北向きの尾根の斜面を利用しても可です。風の強さと向きにご相談です!!調子に乗って深追いして乱流ゾーンに流されないように注意して下さいね。

★注意して欲しいのは、『本山』に飛んでいく事によってランディングが遠くなる事です。ランディングに向かう時は当然アゲンストに向かう事になります。十分に高度があって、前に出られれば問題はないと思いますが、風の変化によってはランディングに帰れない事も考えられます。注意して飛んで下さい。

★リスク管理に関しては北西の風の時と同じです。前文を参考にして下さい。

★風の向きや強さが変わるとリフトの場所も変化してくる事も合わせて理解して下さい。


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